月刊おくちレター 第11号

テーマ:梅雨

巻頭のひとこと
晴れの日ばかりが続くと、
人はきっと、水のありがたさを忘れてしまうのでしょう。
少しだけ不便で、少しだけ憂うつな季節があるからこそ、
乾いた空気や、澄んだ青空の尊さに気づける。
自然はときどき、やさしく揺さぶりをかけてきます。
そのリズムに、今日もそっと身をゆだねてみましょう。

今月の感謝対象:梅雨

しとしとと降り続く雨。
湿り気を帯びた空気。
外に出るのが少し億劫になる季節。

けれど梅雨は、ただの“我慢の時期”ではありません。

大地を潤し、植物を育て、
空気中の塵を洗い流し、
次の季節の命を静かに準備してくれています。

そして私たちの口の中にも、
この季節は小さな変化をもたらします。

湿度が上がることで、
唾液の状態や口腔内の環境は微妙に揺らぎ、
味の感じ方や、口の中の心地よさにも影響が出ることがあります。

なんとなく食欲が落ちたり、
味がぼんやり感じられたりする日があるのも、
もしかすると梅雨のせいかもしれません。

でもそれは、悪いことばかりではなく、
“いつもと違う自分”に気づくきっかけでもあります。

温かいお茶がしみる日。
さっぱりしたものが心地よい日。
いつもより丁寧に噛みしめたくなる日。

梅雨は、そんな小さな感覚の変化を
そっと教えてくれる季節です。

自然が整えてくれる環境の中で、
私たちの身体もまた、静かにバランスを取り直している。

少しだけ立ち止まるように、
少しだけ内側に意識を向けるように。

そんな時間をくれる梅雨に、
今日は静かに「ありがとう」を。

今月の問いかけ

最近、「なんだか今日はこれが食べたい」と感じた瞬間はありませんでしたか?
それは季節や空気、体調があなたに教えてくれたサインかもしれません。
その小さな変化に気づいた自分と、
それを運んできてくれた梅雨に、そっと目を向けてみましょう。

#デンチャー #入れ歯 #BOC